2023.02.14

プレスリリース

企業課題に対する施策を効果検証
~当社実態調査の昨年対比で計測~

『働く人』と『働く環境』の両面から企業支援を行う株式会社ティーズブレイン(所在地:東京都品川区、代表取締役:竹下仁、以下当社)は、当社のオリジナルサーベイ「モバサク -Mobile Work Success-」※を用いた実態調査を毎年実施しています。今回は、中小企業が施策を検討する際の参考数値として、当社が昨年の調査結果から打ち出した施策の効果について、本年の調査結果と比較してお知らせします。

施策としてレイアウト変更を実施したソファミーティング席

モバサク -Mobile Work Success-
東京大学大学院との産学連携により共同開発したサーベイ。
前身となる『働き方パフォーマンス診断』を、昨今の働き方に対応させる形で2020年にリニューアル。
オフィス学の「生産性高く働くためには、行動・組織・環境のマネジメントを掛け合わせて施策を打つことが重要」という考え方に基づいて設計されており、行動・組織・環境の3視点で診断。
複数のセグメント(全社、役職別、部署別、勤続年数別 等)で診断し、これらをクロス分析することで組織の課題を可視化する。

■調査概要

<2021年>
アンケート実施期間 :2021年6月4日~2021年6月11日
アンケート対象   :2021年6月までに入社した社員25名

<2022年>
アンケート実施期間  :2022年9月20日~2022年9月27日
アンケート対象   :2022年7月までに入社した社員23名
調査手法      :均等割付を行ったうえで分析を行った。

<共通>
主旨・目的     :社内実態の把握、組織課題の浮き彫り、生産性向上のための参考とすること。
利用サーベイ    :モバサク -Mobile Work Success-( https://tb-mobasaku.jp/ )
診断セグメント   :全社、役職別、部署別、職種別、勤続年数別、年代別、性別別
備考        :「そう思う」は「やや」「非常に」すべてを含んだ割合(%)で報告する。「そう思わない」も同様とする。

■2021年 調査結果の概要

<組織編>

「私は革新的だ」という設問に対し、「そう思う」と回答した人が32%にとどまりました。
「創造的なアイデアを生み出している」という設問でも「そう思う」と回答した人は44%と過半数を下回り、革新性・創造性の低さが浮き彫りになりました。

<環境編>

「来客者等外部にアピールできるようなものがある」という設問で、80%が「そう思わない」と回答しました。「会社のビジョンや価値観を表現するようなものがある」という設問でも76%が「そう思わない」と回答しました。また、これを過半数(52%)が「重視する」と回答したことから、理想とする「会社のビジョンや価値観を表現するようなもの」がある環境と、現状のギャップが大きいことが分かりました。

<総括(施策実施に関する背景)>

働き方が大きく変化する中、オンライン設備の不足や、現場業務が多い等の要因で在宅勤務が難しい企業は、感染症収束後も継続した採用難や企業離れに陥る可能性が、随所でささやかれていました。
また、変動的VUCA※の時代だからこそ、企業の目指す方向性を社内で共通化させ一体感を生み出す(パーパス経営を目指す)ことが重要であると考えました。
そのために、まず、オフィスの在り方を見直し、働く人のためのオフィス環境を整えることが重要であると考え、早急に改善すべき課題としてオフィス環境があげられました。

※VUCA
「Volatility(変動性)」「Uncertainty(不確実性)」「Complexity(複雑性)」「Ambiguity(曖昧性)」の頭文字を並べた造語。
社会あるいはビジネスにおいて、不確実性が高く将来の予測が困難な状況であることを示す。

■2021年 実施施策

①ソファミーティング席の導入(メイン画像参照)

個室よりも開放感がありリラックスができるミーティングスペースであることから、アイデア出し等のディスカッション時に利用することで、革新性・創造性を刺激することを期待して、ソファミーティング席を設けました。


②企業アイデンティティを表現したウォールデコレーションの導入

外部への宣誓(アピール)や社員への意識付けを期待して、企業アイデンティティを表現したウォールデコレーションを導入しました。
執務室には当社のビジョン・スローガンを表現したガラスボードを設置し、会議室には当社の社是である「凛として」をモチーフにデザインした水墨画を施しました。
水墨画は、ベテラン(太い竹)も若手(細い竹)も交わることで刺激し合い、まっすぐに成長していきたいという想いを込めてデザインしています。

■効果検証の結果(2022年調査結果との比較)

<組織編>

「私は革新的だ」という設問に対し、「そう思う」と回答した人が52.2%にのぼり、昨年(2021年:32%)より20.2%増加しました。「創造的なアイデアを生み出している」という設問では52.1%が「そう思う」と回答し、昨年(2021年:44%)より8.1%増加しました。

<環境編>

「来客者等外部にアピールできるようなものがある」「会社のビジョンや価値観を表現するようなものがある」という2つの設問で「そう思う」と回答した人が100%となりました。それぞれ昨年(2021年:20%、24%)より80%、76%増加しました。
また、これらを重視するという回答も、それぞれ100%(2021年:36%)、95.7%(2021年:52%)にのぼり、社員の意識変化がみられる結果となりました。

■関連リリース

・ https://www.t-sbrain.jp/wp/newsroom/pressrelease/226/
・ https://www.t-sbrain.jp/wp/newsroom/othertopics/1087/
・ https://www.t-sbrain.jp/wp/newsroom/pressrelease/1189/

■会社概要

会社名   :株式会社ティーズブレイン
所在地   :東京都品川区東五反田5-21-15 メタリオンOSビル4F
代表取締役 :竹下 仁(たけした ひとし)
設立    :2010年2月3日
資本金   :23,900,000円
連絡先   :TEL.03-6408-5000/FAX.03-6408-5005
URL    :https://www.t-sbrain.jp/wp
事業内容  : 働く環境の変革コンサルティング事業
        働く人のパフォーマンス向上コンサルティング事業
        オフィス(構築)にかかわるコスト削減事業 等

■本件に関する報道機関からのお問い合わせ先

株式会社ティーズブレイン
広報担当 梶原 朋彦
TEL: 070-1279-5821 / e-mail: t.kajiwara@t-sbrain.jp

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