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2022.01.18
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今あらゆる企業が注目する「パーパス」とは?
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2021年に大きな話題となった「パーパス」という言葉をご存知でしょうか。
「パーパス(Purpose)」とは、一般的に目的・意図・目標などと訳される英単語ですが、
最近は、なぜ自分の会社(組織)が社会に存在するのか、すなわち存在意義を指し示す言葉として、
経営戦略やブランディングに関連したキーワードとして注目されています。企業の価値観、目指す姿、果たすべき使命を表すものとしては、
MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)が存在することはご存知かと思いますが、
その中でも一見同義に見えるパーパスとミッションの違いはどこにあるのでしょうか。それは、WhyとWhatで整理すると理解がしやすくなります。
パーパスはWhy、つまり「社会において自分の会社や組織が“なぜ”存在するのか」に対して、
ミッションは「パーパス実現の為に“何を”するのか」というWhatで表すことができます。つまり、ミッションに比べてパーパスというのは、より社会的意義にフォーカスした言葉ということになります。
ではなぜ、このパーパスという言葉が注目を集めているのでしょうか。
その背景にはコロナウイルスによって先行き不透明な状況が続き、
企業としての方針も社員の働き方も正解が分からないVUCA(ブーカ=変動性・不確実性・複雑性・曖昧性)と呼ばれる時代において、
組織として目指す方向を社内で共通化させることで一体感を生み出すことが改めて重要視されているという動きがあります。また、前回ご紹介したSDGsとも密接に関係しており、
自社で取り組むべきSDGsとは何かを考える上での前提としてパーパスが存在し、
「我々の会社はこういった存在意義を持っているからこそ、SDGsにおいてこれに取り組む」という筋道が立ち、
これによって全社共通の考えへと醸成していくことが出来るのです。
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