2021.05.07

インタビュー

変化していく働き方を後押ししてくれるオフィスにするには?

今回は、コロナ以前に移転を決め、出社を想定して設計したオフィスであるにも関わらず、
運用方法を検討することで、ニューノーマルな働き方を後押しするオフィスづくりに
成功された企業様の事例を、担当者の取材・一問一答形式でご紹介致します。

★変革のポイント★
・徹底したペーパーレス化,取引先への説明責任
・日頃からのビジョン共有,オフィス機能を最大限に活用しようという社員意識の育成
・関係者への密な情報共有,周知

 

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◆プレミアグループ株式会社 様( https://www.premium-group.co.jp/ )
 業界:金融
 社員数:584名(本社在籍:約150名)
 変革対象:東京本社
 OPEN時期:2020年5月

 
ティーズブレイン担当者(以降【T】)
プレミアグループ社ご担当者様(以降【P】)

【T】在宅勤務は実施されていますか?(取材日3/17現在)
【P】緊急事態宣言期間中は、部署の50%が在宅勤務と定めて実施しており、
    緊急事態宣言後も、月に20%を目安に、継続していく予定です。

【T】出社を想定して創られたオフィスですが、在宅勤務とのハイブリッド運用となる中、
   スペースの活用に関して、工夫・意識されていることはありますか?
【P】スペースに関しては、図らずも密が回避できています。
   また、オンライン会議の頻度が増えましたが、イヤホンを使用して、
   ハドルスペース*を利用している人が多く、有効活用できていると感じています。
   *ハドルスペースとは?(実際の画像)

【T】運用面での工夫などはありますか?
【P】ペーパーレスを積極的に行っています。捺印も電子に移行し、取引先にも請求書を
   データでお願いしています。

【T】ちなみに、取引先の反応はいかがですか?
【P】作業自体は簡単なので、きちんと説明すれば、問題なくご協力いただけています。
   コロナ以前から進めていた施策ではあるのですが、コロナで急速に推進されました。

【T】コロナ禍でのOPENだったから大変だったことや、もし、今からOPENであれば
   準備しておきたいと感じることはありますか?
【P】当初予定していたOPEN祝いが出来なかったのは残念でしたが、密回避のために
   引っ越し対応を分散したことは、結果的に効率的に作業が進んだので良かったと
   感じています。

【T】社長様は、「社員を驚かせたい、喜ばせたい」という想いをお持ちでしたが、
   社員の方のオフィスに対する反応はいかがですか?
【P】とても好評です。デザイン性はもちろん、限界まで配線レスにこだわり、
   オフィスがすっきりしたことで、「きれいに使わなきゃ」という意識が生まれた
   ように感じます。
   また、メールエリア,コピーブースを一箇所に集約したことで、偶発的な
   コミュニケーションが生まれています。
   機能としてはハドルスペースが人気ですね。

【T】企業バリューである「強く・明るく・優しい」を具現化したオフィスかと思いますが、
   その想いは社員の方には伝えられましたか? また、周知の方法は何でしたか?
【P】OPEN祝いはできませんでしたが、オンラインにて開所式を行い、直接、社長より
   発信しました。
   また、支店の方に対しては、人数制限を設け、1回/週の頻度で一月程の期間を掛け、
   出張で本社ツアーを開催しました。その際のガイドは、社長が自ら行い、
   セミナールームでは仕事に関するディスカッションを行いました。
   社の成長を感じることができ、モチベーションにも繋がったのではないでしょうか。

【T】ビジョンのキーワードである「グローバル・ベンチャースピリット・オープン」を
   社内外にアピールするオフィスを創ることが目的の一つにありましたが、実際に、
   どこを、どのようにPRされましたか? また、今後していきたいですか?
【P】開所当時には、ブログに掲載しました。エントランスの逆さ富士のデザインは、
   是非見て頂きたいのですが、現状、エントランスは閉め切りで…
   今後は、金融の堅いイメージを変えていきたいと思いますし、風通しの良い風土を
   PRしていきたいです。

【T】今後、オフィスはどのような存在になっていくと考えますか? また、どのように
   活用していきたいですか? そのために課題と感じることはありますか?
【P】対面ならではの雑談、ちょっとした質問というような、コミュニケーションを育む場
   になると考えます。
   オフィスの活用に関しては、今年の株主総会や決済説明会はセミナールームから
   オンライン配信しました。また、採用活動も最終面接はセミナールームで行い、その後
   オフィスを見学してもらう、といった形で使用しており、今後もオフィスを積極的に
   活用できるよう検討していきたいです。
   現状、課題は感じておらず、ハドルスペースなどツールが増えたことで、
   人と出会う(会話する)機会も増えました。

【T】しっかりオフィス活用について検討され、実行されている印象ですが、旗振り役の方が
   いらっしゃるのですか? ボトムアップで実行されているのでしょうか?
【P】最初は社長からの発信でしたが、「使って良いんだ!」と感じるようになってからは
   社員が提案し、ボトムアップで活用できています。社長の影響もあり、社員に
   「使えるものは使わなきゃ!」というベンチャースピリットがあるのだと思います。

【T】広報・PRに関して企画・検討されていることはありますか?
【P】元々、社内関係者の一体感を高めるためのイベントとして、family dayを設けて、
   縁日のようなことを考えていました。こういったイベントは1回/年、社内イベントは
   複数回/年の開催を考えています。
   実際に、昨年の忘年会はセミナールームやフリースペースからZoomルームをつなぎ、
   密を回避した状態で何グループかに分かれてゲームを実施しました。

【T】それらは全て広報課が企画しているのですか?
【P】“社員会”という企画するチームがあります。打ち合わせ時に参加して、一緒に考える
   こともありますが、基本的には“社員会”が企画してくれますね。

【T】社外に向けて何か検討されていることはありますか?
【P】社外向けには元々行ってこなかったので、今後検討していきたいですね。

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いかがでしたか?
「この事例、うちでも通用するかも!」「何でこれは実現できたの?」など、
少しでも気になることがあれば、どんな些細なことでも何なりとお問い合わせください。
しっかりとご説明させて頂きます!

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